静岡県三島市平田にあるいのうえ内科・リウマチ科です。関節炎疾患・膠原病疾患等でお悩みの方はぜひご相談下さい。

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気軽に新設されたリウマチ外来に要注意

気軽に新設されたリウマチ外来に要注意

当院の建設に拘わった建築業者の担当が最近口にする『リウマチ外来が本当に増えましたよね、でもどこもメインが内科なんですよ』それくらい、勘違いしている開業医がリウマチ科外来を始めている。しかも保健所で登録を変更せず、ネット掲示でこそこそと。違法にはならないの?

本日患者がいった、大岡の内科系開業医が月1回でリウマチ専門医が診察をするからそちらに転院したい、家から通えるから~

私は反対しました。

理由は沢山ある。一番の理由は、急変したら誰が対応をするのか問題です。

肺炎になりました。月1回、週1回しか来ない専門医大先生が対応してくれません。そもそも緊急で来院したリウマチ科掛かりつけが異常か異常ではないか、誰が普段判別するのでしょう。入院受けれ先を東京からアルバイトでいらっしゃる専門医先生が探す事が出来ますか?週6日なのか、月30日なのか、その間に何かあったら、生活習慣病しか普段診察していない先生に細菌性肺炎なのか、間質性肺炎なのか、非結核性抗酸菌症なのか、結核なのか、癌なのか、判断できるのでしょうか。考えるまでもない事ですよね。ニューモシスチス肺炎だったらどう対応をしたらいいかご存じなんですかね。誰が診断し、誰が受け入れ先を交渉するのですか?考えただけで怖い事しか思いつきません。

しかも、肺炎でもない、よく判らない両足の浮腫み、よく判らない湿疹、出てきて掛かりつけの患者さんが出てきたら『リウマチ学』を想定した対応が出来ますか?院長先生しかいらっしゃらない日は全く対応しないんですか?では近所の町医者の皮膚科医さんなら診察が可能なんですか?

リウマチ科を甘く見るんじゃないよー!と言わせて頂きます。

因みに、当院もですが、他所の施設で雑に管理されている患者さんの肺炎を始めとする不具合は対応致しません。同じ事はJ大学、N市立病院も同様です。Iセンターさん辺りが患者さん集めでちょっとタッチする事が有るかもしれませんが、火曜日だけだと思います。その病院で生じているアクシデントはその病院で全て完結して頂いてください。私が構築している肺炎ネットワーク、皮膚科ネットワークの情報は一切お教えいたしません。命を投げ出すつもりの方だけいい加減な格下転院をなさってください

理由その2は、費用対効果が悪い、意外にお金にならない

リウマチ患者の一人当たりのレセプトは点数が高いのです。それが大きな勘違いなんです。きちんと手間暇を掛けているから高いのです、出来高が高い分、持ち出しも多い。利益としてあまり残らないのが実情です。私もその辺が判らず開業1年目で赤字を大きく膨らませました。

利益がでなくて、急に無くなるのも街の開業医で保健所に届け出も出さずに看板すら出さずに行われているリウマチ専門医による診察です。大学の先生は沢山検査を出しだがる、高い薬も使いたがる、でもそれだと赤字になる、結局外来をこっそり閉じる。安定しない診察では長期的安全は保たれません。だからお勧めしません。

理由その3、その専門医先生は本当に関節リウマチをきちんと診察出来るの?

世の中の多くの内科系リウマチ専門医は関節リウマチの治療方法をあまり知りません。病棟で膠原病の治療をするのは慣れています。私は若い事東京女子医大で関節リウマチを研究しておりましたし、患者さんも沢山診察しておりました。リウマチ整形の分野も勉強しました。恐らくその様な環境に従事している専門医は稀有です。実際長泉町に某大学の偉い先生がアルバイトに来ておりますが、・・・ですよね。

関節リウマチは唯薬を貰えばいい疾患ではないんです。急変したらすぐに対応を受けないと一生を後悔する事になります。それは強く言っておきます

私は目先の医療点数の高さだけでリウマチ科が儲かると勘違いし、その裏で努力をしている我々の苦労を馬鹿にするような仕事をする先生全員を軽蔑します。ただの金儲けの亡者どもが、苦労も知りもしないで、人が大事に管理している患者を食い荒らすな

院長でした

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