静岡県三島市平田にあるいのうえ内科・リウマチ科です。関節炎疾患・膠原病疾患等でお悩みの方はぜひご相談下さい。

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外来混雑の言い訳

外来混雑の言い訳

患者さんがかなり増えてきました。増えた理由は色々あります。

1.私の腕がいい、私が評判がいい、・・・だと本当に嬉しいのですが。競合に悪口を書かれすぎてGoogle閲覧数が増えただけかもしれません。

2.周りの競合医療機関の『メッキ』が剝がれてきた。どことは言いませんが、これは有ります。あと、某医療センターのやる気が無くなったのもある。医師が集まらないらしい。敵とはいえ深刻だと思う。

3.当院の、予約システムの故障の問題。一時期満員なのに、ネットから予約が入る事件が多発しました。システム会社は、当院スタッフのせいにしたり、外部からパスワードを盗んで操作したとか色んな憶測が飛びましたが、何度も話し合いを重ね、やっと修復しました。予約が超過となり、待ち時間が長くなった時期があった事を皆様にお詫びします。

4.今回いちばんがっかりしたのは、富士、富士宮方面から数年間通院されていた患者さんが、『遠いから』を理由に転院されるケースです。富士、富士宮方面の患者さん達は遠方のため、採血と診察を同じ日にする事が多く、多くが土曜午前に来院される方々です。そのため毎週土曜午前は大混在になります。それが、2年前から入山瀬にH医大の先生が開業をされたとの事で、パチンコ屋の新装開店に群がるようにそちらへの移動を希望します。

私から見たら、そういう患者さん達は最初かなり重症で、私は外来で四苦八苦しながら治療をした訳です。土曜午前という一番混雑する時間の多くを彼らに分配して仕事をしてきた訳です。その苦労を当たり前だと思ってほしくない。感謝して欲しい。

疾患が落ち着いてきたら、当院が混雑している、通院すると遠くて疲れるから、という理由で地元富士市内の病院に通院したいと言い出す訳です。わがままです。

今から言う事は私の本音です。医療者としては不適切な表現かもしれません。でも、今の当院にはまったく余裕がないので、本当にこのような人は迷惑だと思うので言います。リウマチ科は手間がかかる医療です。全身を診なければ仕事が出来ません。なので、私は毎日数日前の診療の予習を行ってから当日の仕事に臨んでいます。それでも医療費加算は普通の内科と変わりないのが実情です。コスパは悪いと思います。

富士市内の先生が苦労をせず、美味しいとこ取りするために、我々は三島市内の患者さんを診察する時間を削って苦労してきたのでしょうか。だったら、最初から貴方達を対応しなければ良かった、そうしたらずっと通院してくれる三島市内の患者さんの対応がもっとできたのに、と思うわけです。

富士、富士宮市方面から通院される方、熱海市、伊東市方面からも来る人もいるので、これから遠方から当院に通院したいと思われる方に言いたい。元々そちらにも専門施設がある訳です。無い地域は下田市周辺地域だけです。当院に来ると決めたのは、そこでは対応が困難だったからではないのでしょうか。もし、良くなったら途中で地元に通院したいと思っているのなら、最初から当院に来ないでください。リスクがある時期だけ当院に仕事をさせないでください。通院すると決めたら最後までちゃんと全うしてください。予定表に穴を開けないでください。

貴方方のお陰で、当院は『大変待たせる』と悪評が出ています。貴方方は当院を遠方から来て、更に1時間も待たせて、本当にしんどいと文句を言いますが、当院を混雑させている要因は、遠方からきて採血と診察を同日行う貴方方の存在なのです。だから今後も予定表を埋め続けてください。無責任に転院しないでください。

(だから駐車場待ちの車がグルグルしている日も有りますが、実際はそんなに大人数をこなしていないのです。)

5.混雑しているから、リウマチも良くなったから卒業したいと言い出す患者

だって、仕方がないじゃん。評判がいいんだから(笑)。当院に通院していると、仕事が丁寧だから、体調がよくてリウマチの存在なんて完全に忘れるでしょう。そうなると、内服が必要なのか判らなくなるでしょう。でもね、今の医療ではリウマチの活動性は止まって当然ですから。止めない先生が圧倒的に多い静岡県ですが、私は東京ナイズされた医療をするので、ほぼ全員の活動性を止めてます。副作用もしっかり管理しています。データもどんどん綺麗になるでしょう。

でも、それはリウマチが『完解』した訳では無いのです。リウマチはまず完解しません。この間も3年ぶりに来た患者さんが数名居ました。3人とも軽症のリウマチの方です。最近また痛くなったから、それまでずっと調子が良かったから。全員関節所見のスコアが上がってました。軽症の方でもそうなのです。諦めて通院してください。全く同じ処方を受けていても関節痛が再燃し戻って来た方もいます。何かが他院と違うのだと気づいてください。

6.初診の患者さんには優しく対応しています

多くの初診は対応に時間が掛かります。話をこってり聞かないと仕事を間違えますから、本人が全然話をしてくれない人には必要な情報が出てくるまで根堀葉堀質問するし、どうでもいい情報を自己満足のために熱心に話す人はそれを制止しながら必要な情報を聞かないといけません。初診が多いと、予約の患者さんは待つと思います。

7.ずっと混雑しているのかどうか。

予約も院長が自分で管理しています。今年は9月に休みを取りませんので、なるべくひと枠の人数を少なくして対応しています。混雑するのは、GW、夏休み、お正月休みの前後2~3週間です。

なので待つことを怒らないでください。待つと思って読書する本をもって来院してください。リウマチ科は話を聞く科なので、どうしても待ちます。リウマチ科で処方する薬は生活習慣病の薬より副作用が出やすいですし、治療を進めていく過程で生活習慣病も悪化します。今の医療制度だと、多分皆さんが『掛かりつけ』として利用している先生より検査を出しているので、私の方がデータを把握しています。診察時間は5分程度ですが、その5分のために手間暇を惜しんでおりません。

リウマチ診療はとにかくコスパが悪い。時間と手間、説明に時間が掛かるのに、医療加算は普通の内科と同じ。はっきり言って生活習慣病だけ見ている先生のほうが患者の回転が速く、率が良い。

7.本人がやる気がないのに、来院する熱心な家族

これも遠方組なので、重症で、時間が掛かるケースが多い。最大の難関は、本人が嫌薬家なので新しい治療を絶対に受け入れない。内臓も身体も、どれだけボロボロになっても痛み止めを貪り、抗リウマチ薬を拒否するケースが多い。極めつけは遠方ゆえに体調不良を理由に本人がいない・・・。

家族だけ来て、あーでもない、こーでもない、と長々話をする。本人はちゃんと治療を受ける意思があると、家族が本人に向き合わず想像だけで話をする。言いたいのは、時間の無駄なので、本人に当院でリウマチ治療をする意思があるか確認してから予約を抑えて欲しい、通院するかどうか決めて欲しい、という事。大学病院にも通院していて、そちらの先生の意見を聞かないと云々なんていう家族もいる。だったら当院に来なくて良いよ、というと『私はどうしたら良いのですか!』と何度も泣き叫び、ただ困らせる。そういう患者が予約枠を抑えて、更にドタキャンした事で当院には不利益が出るし、突然来院し、診察室に入ってきて大嵐を起こす。待合室で予約を取って待っている他の患者さんの気持ちも想像して欲しい。本人に当院で治療をする気がないなら、本当に来なくて良い。

8.事務系スタッフが不慣れです

当院に通院されている方ならわかっていますが、1年に1回受付が総入れ替えになってます。東部地域は深刻な人材難で、若い労働者の多くは東京に流れます。少ない人口に釣り合わないほど大病院も多く、事務系の人材は大病院に吸収されます。最近は当院のような事務系人材に困ってる診療所、事業所が増えているそうです。そのため、予定表管理を始めとして、院長の仕事が増えています。最近雇う人材の多くは医療事務未経験者です。そんな彼女達が嫌がらないように、すぐに怒り出す院長は我慢しながら(?)仕事をこなす訳です。一番困るのは、診察日当日カルテに上がっている指示が間違えている事です。院長が前日までに予定指示を出していても判らない事がある、でも院長はすぐ怒るから怖くて聞けない。(自分が怒った過去は秒で忘れますけどね。)院長や看護師が気づいて直す手間が増えています。勿論事務員は精一杯なので院長は叱りません。看護師が叱っていたら看護師を注意しています。そのため時間が掛かっているかもしれません。今の時期だけですので、暖かい目で見て頂けますと幸いです。

9.院長って朝遅いよね、午後も遅いよね

はい。遅い事もあります。早く診察室に入る日もあります。転院が必要な患者さんが来ると連絡を受けていれば8:45から院内にいる事もあります。しかし、早く診察室に入ってもカルテが来ていない事が多いのが実情です。当院は電子カルテです。電子カルテは毎月保険証確認をしないとカルテを出せません。また普通の内科と異なるのは、患者さん一人ひとりのスケジュールが異なるという事です。採血だけの来院の人、診察だけの人、採血と診察の両方をこなす人。MRIだけ撮影に来る人。様々です。点滴を受ける人、自己注射を受ける人もいます。その指示出しも受付が行ってます。私もカルテも早く出る日も有りますが、始業時間、終業時間に遅く来た日と差は有りません。不慣れな事務員に無用なプレッシャーを与えたくない気持ちもあります。一方何でも朝一番に拘り我先に来院するのを好む患者さんを制止したい気持ちもあります。朝早く診察を受けて、出勤したい方もいると思いますが、話を聞かないと見落としが生じるリウマチ科ではそれは難しい。

私の実家も開業医でした。母は患者さん達を満足させるために朝5時に起き、6時からストーブを焚いて待合室を温めておりました。一人で経営する私にはそのような真似は難しく、遠方から出勤するスタッフに待合室を早く開くよう指示を出すのも躊躇われます。ご夫婦で経営されている診療所でしたら奥さんが早く待合室を開けて、早く来た患者さんのカルテ出しをしておくことも可能でしょう。

以上、長くなりましたが、宜しくご理解の程お願い致します。

6月から7月上旬に掛けて外来は空いておりますので、寛大な気持ちで来院していただけましたら幸いです。院長でした。

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